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Thursday, June 28, 2007

さて、写真をちゃんととれるフィールドワーカーになるためには,まずカメラです。今私が持っているのはコンパクトなデジカメ(パナソニックlumix DMC-F1)

これでもいいのかな。私のカメラの先生,澤田英夫さんに聞いてみました。

「インターネットで調べましたが,機能的には,手ブレに対処するための機能(手ブレ補正or高感度)がないぐらいで(でもこれが一番ほしい機能かも…)一通りの機能はついていますね。あと,バッテリーがあまり保たない感じがする、とのレビューもありました。本当だとすると、フィールド向けとは言えませんね。今日,320万画素は,印刷物に使うには力不足の感が否めませんが,ウェブ掲載や調査の記録ならまだいけないこともないかな。(でも、調査記録として撮った写真を、ときどき印刷物に使いたくなるんですよね…)」

思い起こせば3~4年くらい前に,大学生協でその場にあるものから適当に選んで買ったのでした。外観は赤くてかわいいんですよ。確かに,充電式であまりバッテリーももたないかも。あっという間に新しいものがどんどん出てきて、どんどん性能がよくなるものだからこれじゃあだめなんだろうなあ。特に印刷物に使うに堪えうる写真であるためには,やっぱり画素数の高いカメラ,買ったほうがいいみたいですね。

永井佳代(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)

Comments

巷には画素数信仰というものがあって、「1000万画素だったら高画質だよね」とか「800万画素は600万画素より高画質」とかいうことが素朴に信じられているようです。数値化されたものはわかりやすいので、メーカーや小売店も販売戦略上、画素数を強調した宣伝を行い、そのことが画素数信仰を作り出してしまったものとみえます。

でも、単純に画素数だけで画質を物語ることはできません。1000万画素のデジタル一眼レフと1000万画素のコンパクトデジタルカメラでは、現行モデル同士を比較する限り明らかに前者の方が画質が良いです。600万画素デジタル一眼レフと1000万画素コンパクトデジカメでも、まだ前者の方が上じゃないかな。

そうなる原因にはいろいろありますが、最も基本的な原因として、撮像素子(銀塩カメラのフィルムに当たるもの)そのものの大きさが挙げられます。

撮像素子は光を受けてそれを電気信号に変換し、それによって画像を形成します。現行の1000万画素デジタル一眼レフの撮像素子サイズはだいたい24mm×16mm。同じく1000万画素コンパクトデジカメの撮像素子サイズ(1/1.8型)はざっと7mm×5.5mmですから、デジタル一眼レフの約10分の1です。これだけ大きさに違いがあると、光を受けて生じる電気信号の大きさにもかなりの違いが生じます。

一方、撮像素子は光を受けなくても電気信号を発生する性質があります。受ける光とは関係なしに生じるわけで、画像にとっては不要な信号です。これを「ノイズ」と言います。コンパクトデジカメのように撮像素子が小さいと、相対的にノイズの割合が大きくなります。逆に、デジタル一眼レフのように撮像素子が大きければ、相対的なノイズの割合は小さくなります。

本質的にノイズの多いコンパクトデジカメの場合、カメラ内の画像処理プログラムによってノイズを除去することになりますが、強めに処理をかけるために画が不自然になることがあります。デジタル一眼レフでも画像処理を行ないますが、もともとノイズが少ないために、画像処理プログラムも無理をしないですむ訳です。
(sawadah)

Posted by fieldling at Thursday, June 12, 2008 23:17:45

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