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Sunday, July 15, 2007

私が調査に行っているのは,中国四川省甘孜藏族自治州です。ヤマコシさんと同じく,中国のなかでは相当ゆるい地域。

事前準備

 ビザ申請。30日以上の滞在だと,理由を一筆書かなければなりません(90日ビザを取ります)。中国旅行に強い代理店なら,90日ビザの理由書作りも手伝ってくれて,スムーズに取れます。申し込んでから2週間弱で取得できます。

バス移動

気温30度の都市から10度の山中へ,4千メートル超の峠を越えて行くので,上着を手元に用意します。おやつと水も必携です(中国についてから買います)。おやつは隣の席の人と仲良くなるのにもいいですし,バスが峠でエンストして動かなくなったときのための非常食でもあります。

ちなみに高度障害は,私はほとんど問題ないんですが,気になる人は意識的にたくさん呼吸をしましょう。水分を多めに取るのがいいと言われますが,バスでの移動中はトイレ休憩までの時間が長いので,やや控えめにした方がいいと思います。

あと,青空トイレを利用する機会が多くなりますので、ご覚悟を。

現地での手続きなど

調査地は対外開放地区なので,特に入境手続き等はありません。個人宅に泊まる場合は,本来は,地元公安に登録する方がいいみたいです(宿屋への登記の代わり程度のもので,決して怖くありません)。主な調査地である道孚では,協力者と顔見知りの公安幹部がいるためか,事後登録になっても問題ありませんでした(調査日程の半分くらい終えた頃になって,その公安の友達が「これ登録しといてよ」と用紙を持ってこられて,書いたこともあります)。

ホテルについては,外国人が泊まれるところと泊まれないところの区別が残っています。道孚の隣の丹巴なんかは外国人宿泊可能施設の最低料金も決められていたりして,結構厳しいかんじでした。が,日本人なら顔では区別がつかないので,こっそり泊めてくれるところがけっこうあります。

 この地域の皆さんは,居合わせた人とは「ご縁がある」と考えていらっしゃるので,こちらから友好的に接すればすぐに仲良くなってもらえることが多いです。

あるといいもの

    ・ウェットティッシュや汗拭き取りシートは役に立ちます。ヤマコシさんと同様,なかなかお風呂に入れませんから……。
    ・薬は,ビタミン剤,風邪薬,下痢止めなどを一応持って行きます。が,きついのにかかった場合は現地の薬の方がよく(というか劇的に)効きます。
    ・折りたたみ傘。雨はもちろん,日よけとしても便利です。もちろん現地にもあるんですが,日本の折りたたみ傘はコンパクトで素晴らしい。お土産としても喜ばれました。
    ・荷物は,2輪キャスター付きの小さくて軽いハードケースと,大きめの登山リュックに分けて持ち込んでいます。道孚からさらにダパ地区等の農村部に入る場合は,ケースを預け,登山リュックだけ背負って行きます。
    ・道孚市街地クラスなら,たいていのものは手に入ります。ダパ地区など本当に辺鄙な農村部に行く場合は、滞在中不便でも構わないという覚悟が必要です。
白井聡子 (京都大学文学部)

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